ロッジと畑をつなぐ道で出会う、不思議な植物「マムシグサ」
- 将太郎 石垣
- 7月1日
- 読了時間: 3分
水上町で家族向けに楽しめる夏の外遊びモデルプランを紹介。30〜40代の子育て世代+ペット連れ家族向けに、アニマルロッジの一日の過ごし方をまとめました。

アニマルロッジから畑へ向かう小道を歩いていると、春から初夏にかけて、少し変わった植物に出会う事があります。
それが「マムシグサ」です。
初めて見ると、「これ何だろう?」と足を止める人も多い植物です。細長い茎の先に、独特な形の花のような部分。まるでヘビが鎌首をもたげているようにも見えます。
名前の由来もそこから来ていて、茎の模様が“マムシ”に似ている事から「マムシグサ」と呼ばれています。
特に子ども達は、この不思議な見た目に強く反応します。

「食虫植物みたい!」「ヘビみたい!」「これ、本当に植物なの?」
虫や花とはまた違う、“森の不思議”を感じる植物です。
ロッジと畑をつなぐ道は、木陰が多く、少し湿った環境になっています。マムシグサは、そんな山の半日陰を好む植物です。
晴れた日の明るい場所というより、少し暗くて湿った森の空気がよく似合います。
そのため、畑へ向かう途中で見つけると、まるで森の番人のようにも見えてきます。
この植物の面白いところは、一般的な“花らしい花”とはかなり違う姿をしている事です。
実は、私達が花だと思って見ている部分は「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる葉が変化した部分で、その内側に小さな花が集まっています。

自然観察をしていると、「花=カラフルでかわいい」というイメージが少し変わってきます。
森の植物達は、その環境で生きるために独特な姿へ進化してきました。
そして秋になると、マムシグサはさらに姿を変えます。
緑色だった部分が消え、今度は赤い実が集まった姿になります。この変化もとても印象的で、「これ同じ植物なの!?」と驚く子ども達も少なくありません。
季節ごとに姿が変わるため、何度歩いても新しい発見があります。
ただし、マムシグサを観察する時には大切な注意点があります。

この植物は、汁に毒性があります。
触った手で目や口を触ると刺激になる事があり、肌が弱い方はかぶれる場合もあります。
そのため、アニマルロッジでは「見るだけ」で観察する事をおすすめしています。
近づいて形を見る。模様を観察する。写真を撮る。でも、むやみに触らない。
それも自然観察の大切なルールの一つです。
子ども達にとっても、「自然には綺麗なだけではなく、自分を守る力を持った植物もある」という学びになります。

危険だから遠ざけるのではなく、“正しく知って安全に楽しむ”。
それは山の自然体験の中で、とても大切な感覚だと思います。
山の自然というと、特別な森や登山道を想像する方も多いかもしれません。ですが実際には、ロッジから畑へ向かう短い道の中にも、面白い植物がたくさんあります。
季節ごとに咲く花。湿った場所を好む植物。虫が集まる木。雨の日に表情を変える森。
その中の一つが、このマムシグサです。
派手ではありませんが、一度見ると忘れにくい植物。
もしアニマルロッジへ来た際は、ぜひ畑へ向かう途中の足元にも注目してみてください。
子ども達にとって、“知らなかった植物を見つける体験”は、小さな冒険の思い出になると思います。
普段の様子は↓で配信中







コメント